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五の池小屋へ食料や資材など3トンを空輸

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夏山シーズンに向けて、御岳(3067メートル)の五の池小屋(下呂市小坂町落合、2798メートル)で、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。 五の池小屋によると、登山道付近は雪解けが進んでいますが風の吹きだまりには、2メートルほどの雪が残っているそうです。 小屋開きは、6月1日。 荷揚げは、濁河温泉付近から6往復して、食料や資材など約3トンを空輸しました。 小屋の前は、雪はほとんどありませんが、裏側には、まだ1階の屋根の高さまで残っています。 朝晩は気温が氷点下まで下がります。 管理人の市川典司さんは「服装、装備は万全にして登ってきてほしい」と話しています。 予約、問い合わせは、五の池小屋、携帯電話090(7612)2458。

船木耕司さんビリヤード日本一おめでとう!

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東京都板橋区で開かれた全日本スリークッションビリヤード選手権大会(日本ビリヤード協会主催)で、仙台市泉区のプロ船木耕司さんが初優勝しました。 全日本スリークッションビリヤード選手権大会は、ビリヤード競技の国内最高峰で、戦前から数えて今年で70回目。 東北の出場選手では初の快挙となり、船木耕司さんは「次は世界選手権で栄冠を」と意気込んでいます! スリークッションは、ポケット(穴)のないテーブルとボール3個を使用する種目。 手球をキューで突いて的球2個に当てます。 二つ目に当てるまでに少なくとも3回、手球をテーブルの内側の壁(クッション)に当てなければなりません。 成功すると1点が入り、規定点数に早く届いた方が勝ちとなります。 全日本スリークッションビリヤード選手権大会には、ランキング上位のプロや地方予選を経たアマチュアら48人が出場。 「練習がうまくできていたので最初から優勝を狙った。試合中もずっと落ち着いていた」と船木耕司さんは振り返ります。 船木耕司さんは、元プロの父和保さんに師事して17歳の時に競技を始めました。 全日本スリークッションビリヤード選手権大会には、プロデビューした1994年から連続出場し、2008年には準優勝しています。 和保さんは、1977年に東京であった世界選手権6位入賞の実力者。 船木耕司さんの自己ベストは、2008年世界選手権の9位で、当面の目標は日本選手権連覇と世界選手権でのメダル獲得です。 両親が経営するスポーツビリヤードフナキの従業員として客のゲーム相手やレッスンをする船木耕司さん。 ビリヤードの普及にも心を砕き「適度に体を動かし、頭を使うスポーツ。年齢、性別を問わず楽しめるので、ぜひ興味を持ってほしい」と呼び掛けています。 大きな地図で見る スポーツビリヤード フナキ 住所 仙台市青葉区一番町2-5-5 中央ビル6F 電話番号 022-223-0694 営業時間 12:00~翌2:00頃 定休日 元旦のみ

アカウミガメ上陸!蒲生田海岸

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蒲生田海岸(徳島県阿南市椿町)で今シーズン初めてアカウミガメが上陸しました。 そばに穴を掘って砂をかけた跡があり、産卵したとみられます。 上陸は、昨年より3日遅く、産卵は、4日早いそうです。 午前5時すぎ、近くのウミガメ監視員棚橋コズヱさんが、海に帰ろうとする大型のアカウミガメを目撃。 波打ち際から防波堤に向けて幅約90センチ、長さ約12メートルの足跡が残っていました。 足跡が途切れた地点に産卵の跡がありました。 卵は確認していません。 産卵していれば、7月下旬にもふ化します。 約400メートル離れた砂浜にも別のアカウミガメとみられる1匹の足跡がありました。 産卵の形跡はありませんでした。 蒲生田海岸は、昨年43匹が上陸、22匹が産卵。 ウミガメ監視員の棚橋コズヱさんさんは「今年も次々と上陸して卵を産んでもらいたい」と話してくれました。

ひるぜん大根出の荷が始まりました。蒜山高原

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岡山県内一の大根産地・真庭市蒜山高原で「ひるぜん大根」の出荷が始まりました。 冷涼な気候と軟らかな火山灰土から生まれた白さとみずみずしさが特長です。 今年は、雪解けが早かったため、作業も例年より1週間早まりました。 11月末まで岡山市や大阪市の市場へ売り込みます。 真庭市蒜山上長田の農業斉藤隆寛さんは、自宅近くの畑約50アールで午前5時前から計約1300本を収穫。 一本一本丁寧に引き抜いては、数本ずつひもで縛ってまとめ、トラックに積み込んでいます。 「今年も甘みは十分。ぜひ味わって」と斉藤隆寛さん。 ひるぜん大根は、JAまにわ大根選果場に集荷し、水洗いした後、大きさや形で6等級に分けて箱詰めします。 蒜山地方では、14戸が計約27ヘクタールで作付けしており、JAは昨年並みの計約1200トンの出荷を見込んでいます。 11月以降は、寒さにさらす「寒締め」で甘みを増した「こだわり大根」として販売されます。

中等教育学校!中学校と高校を一体化させた6年制

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さいたま市の清水勇人市長は、就任会見で中学校と高校を一体化させた6年制の「中等教育学校」新設を目指す考えを明らかにしました。 実現すれば埼玉県内公立校では初。 市立校の6年制中等教育学校は、全国でも札幌、新潟など4校しかない挑戦的な試みです。 さいたま市教育委員会が年度内に有識者による検討会議を立ち上げます。 さいたま市内では、さいたま市立浦和高校で2007年から浦和中学校との併設型中高一貫教育を行い学力向上などの成果を上げています。 高校1学年8クラスのうち、浦和中からの内部進学は2クラスで、残り6クラスは受験を経て外部から入学します。 これに対し、中等教育学校は、高校入試を行わない完全な一体校として、6年間通したカリキュラムを組み、国際的なレベルの英語教育などを柔軟に実践できるそうです。 清水勇人市長は、今回の市長選マニフェストに「日本一の教育都市」を掲げ、その中で「世界標準の市立高校改革」として中高一貫の国際中等教育学校新設などを盛り込んでいました。 また市教委は近年、特色ある市立高校づくりを進めており、その中で「グローバル先進校として外国語運用力育成、国際交流充実」を目指している大宮西高校が、中等教育学校の有力な検討対象校となる見込みです。

釣月亭取り壊し

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石川県小松市今江町を南北に流れる前川(まえがわ)のシンボルとなってきた民家「釣月亭( きんげつてい)」が年内に姿を消すことになりました。 川にせり出して船着き場があり、昭和40年代まで舟運(しゅううん)で栄えた前川の記憶を伝える名所。 築約70年と老朽化が激しく、護岸整備を機に所有者が取り壊すことを決めました。 前川べりで船着き場を備える唯一の建物で、保存を働き掛けてきた住民からは惜しむ声が上がっています。 釣月亭は、JR線の下流側にあり、今江町文化協会によると、1945(昭和20)年ごろ、小松城の石垣や農家の古材を利用して建てられた木造2階建て一部平屋建ての建物。 敷地内に小松天満宮宝蔵の古い扉などを用いた茶室「吸濤庵(きゅうとうあん)」や名木を集めた庭園を備えています。 長さ約1・2キロの前川は、67年の加賀三湖干拓工事で今江潟が埋め立てられるまで 、今江潟と木場潟を結ぶ舟運の大動脈として栄え、舟が住民の足となっていました。 釣月亭には、床下に船着き場が設けられ、来客は、柱に舟をつないで庭園を通って釣月亭に移動しました。 今江町史には、50年11月に大茶会が20日間にわたって開かれ、金沢市出身で文化賞受賞者の越沢宗見氏ら著名な茶人らが県内外から訪れたことが記されています。 前川では、県などが川上から護岸改修を進めており、2010年度に国道305号~JR線間の1期区間約300メートルの整備が完了。 今後は、JR線から下流の整備が計画され ており、町内に住む所有者が維持管理も困難になってきたことから取り壊しを決断したそうです。 釣月亭の文化財指定を求める町民もいたが実現せず、町文化協会の金戸隆幸さんは「安全面を考えると河川改修は必要だが、地域の宝がなくなるのはさみしい。釣月亭 の存在を語り継いでいきたい」と話してくれました。

泥んこ田んぼの運動会in武蔵の里!作州・宮本村農地保全藩

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岡山県美作市宮本地区の田植え前の水田で「泥んこ田んぼの運動会in武蔵の里」が行われました。 美作市内外から出場した約100人が泥だらけになって大玉転がしやそり引きに挑戦しました。 自然に親しみながら交流を深めてもらおうと、地元の住民組織「作州・宮本村農地保全藩」が毎年開催。 4人1組の20チームが参加。 約20アールの水田に片道45メートルの4コースを設けてタイムを競いました。 大玉転がしは、直径約1メートルのビニール製の大玉を4人全員で転がして力走。 そり引きでは、1人が乗ったそりを3人で引っ張りました。 泥に足を滑らせて顔から田んぼに突っ込む子どもや、大玉がコースから外れて大きく遠回りするチームも。 悪戦苦闘する選手たちに観客から声援が送られました。 会場には、美作国建国1300年を記念したシールラリーのコーナーも設けられ、記念事業をPRしました。

出雲篝舞台、平成の大遷宮、出雲大社

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60年ぶりの大改修「平成の大遷宮」が進む出雲大社(出雲市)で遷宮を祝う能と狂言の公演「出雲篝(かがり)舞台」が行われました。 10日執り行われたメーンイベント「本殿遷座祭」など一連の神事に携わる人々への感謝が表現されました。 島根県内外から訪れた約1200人を前に、能楽金春流シテ方の桜間右陣さんが、新作能「遷宮」を披露。 神楽などを舞い遷宮を祝う人々の前に、桜間さん演じる大国主命(おおくにぬしのみこと)が降臨。 巨大な柱3本を授けました。 狂言では、狂言師の野村萬斎さんたちが「福の神」を上演。 大晦日に出雲大社に参拝する男2人の前に福の神が現れ、幸せになる秘訣(ひけつ)を語って姿を消しました。 本殿遷座祭の奉祝行事の一環。 地元出雲市の大社小の6年生40人による連吟も披露されました。

野長瀬晩花の生家を和歌山県景観資源へ

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和歌山県は、田辺市中辺路町近露にある日本画家・野長瀬晩花(1889~1964)の生家を、和歌山県景観条例で規定する和歌山県景観資源として登録する方針を固めました。 和歌山県景観資源の登録は初めてです。 地域住民が景観を地域活性化に活用しながら保全を図るもので、和歌山県が保全方法の助言や活用時の広報などで支援します。 野長瀬晩花の生家は、誘客拠点施設として田辺市が整備を進めています。 和歌山市で開かれた和歌山県景観審議会が登録を妥当とする答申をまとめました。 和歌山県景観資源は、和歌山県景観条例に基づき、建造物や眺望地点など地域の良好な景観形成に寄与しているものを登録し、活用と保全を推進する制度。 地域住民や団体、市町村からの推薦に基づき、和歌山県景観審議会と関係市町村の意見を踏まえた上で、和歌山県が登録します。 野長瀬晩花の生家は、熊野古道沿いに位置し、詳細な建造時期は不明。 築100年以上の木造平屋。 宿屋「かめや」として利用されていました。 広さは、約150平方メートル。 現在は、田辺市が所有しています。 近野振興会が和歌山県景観資源の登録をするよう和歌山県に推薦しました。 和歌山県によると、山里らしい風景や熊野古道などの文化に囲まれた集落の地域性を示す歴史ある建造物であるとともに、体験イベントの開催など景観を生かした住民主体の地域づくりが行われていることが登録理由となっています。 和歌山県景観審議会では、和歌山県の担当者が建造物の間取りや地域の特徴、熊野古道沿いの風景を生かしたイベントの詳細などを報告。 委員からは「風情のある残したい風景。一方で地域では空き家もあると聞く。今後は活用しながらの保全が大切になると思う」といった意見や 「説明板の設置を検討してもらいたい」などの提案がありました。 野長瀬晩花の生家は現在、近露と野中地区での滞在型の観光客を増やすための計画「ちかの平安の郷」プロジェクトの一つとして、田辺市が整備しています。 観光案内や産品販売などを提供する誘客拠点施設として開設する予定。 現在、屋根の修理や耐震化など改修工事が完了し、7月中のオープンを目指して準備を進めています。

美人海女合口香菜さん

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長崎県壱岐市から海女さん後継者として地域おこし協力隊員に委嘱された岩手県陸前高田市出身、合口香菜さんが、一人前の海女になるため修業に励んでいます。 壱岐東部漁協に所属し、先輩海女3人と4人一組で漁に出ています。 壱岐東部漁協は、乱獲防止のためウエットスーツを禁じています。 好天に恵まれた日、漁協近くの岩場に5度目の漁に出ました。 まだ深場へは行けず、足が届く浅場が中心。 最盛期を迎えたクロウニを狙います。 ただ、先輩のアドバイスといえば「浅場の方におるばい」という程度。 習うより慣れろ!の厳しい世界。 まだ漁獲は先輩の半分ほどだが、合口香菜さんは「先輩は水中で手の動きが早い」と。 漁を終えたら、皆でたき火を囲むこともあります。 夫の悪口、孫の話、人には言えない話・・・。 女同士の会話に花が咲きます。 壱州弁がわからないときもあるが、先輩と心を通わす時間も楽しい。 海女暦47年の高田洋子さんは「私たちも見よう見まねでやってきた。経験と勘が大事。香菜ちゃんは寒くてもすぐに海から出ない。きっとうまくなる」と太鼓判を押してくれました。 合口香菜さんは「不安もあったが、自分のしたいことをやり残したくなかった」と話してくれました。 将来はおけをウニやアワビでいっぱいに! 夢に向かって、今日も精いっぱい息継ぎを繰り返しています。

佐世保名物!長崎和牛のレモンステーキ重発売

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長崎和牛が昨年の全国和牛能力共進会肉牛の部で日本一になったことを記念してコンビニエンス大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京)は、長崎和牛を使ったオリジナル弁当「佐世保名物!長崎和牛のレモンステーキ重」(680円)を発売します。 長崎県内全107店舗で5月24日から約3週間の予定。 地産地消などを目的に長崎県とセブン-イレブン・ジャパンが結んでいる地域活性化包括協定の一環。 これまでにも長崎県産品を使った商品を開発、販売してきました。 今回は、牛肉だけでなく、ジャガイモやアスパラガスなどの野菜も本県産を使用。 ステーキソースには、チョーコー醤油(長崎市)のしょうゆを使い、さっぱりとした味に仕上げました。 長崎県庁で行われた商品発表の記者会見では、長崎県農林部の上田裕司部長が試食。 「軟らかくて甘い長崎和牛の良さが生かされている」とおいしさをPRました。

花ござの天日干し最盛期!西阿知地区

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岡山県倉敷市西阿知町西原の高梁川土手で、花ござの天日干しが最盛期を迎えています。 真夏を思わせる日差しの下、赤、青、ピンクの縞(しま)や格子模様が斜面を彩っています。 倉敷市は、岡山県内有数の花ござの産地。 天日干しは、織り上げた花ござの湿気を取り、カビの発生を防ぐために行われます。 需要が増す夏を控え、生産がピークとなった西阿知地区では、多い日には3業者が朝から計約100畳分を土手へ。 数時間、日光をたっぷり浴びせた。作業を終えた花ござは敷物やランチョンマット、コースターなどに加工され、全国に出荷されます。 西阿知地区には、1960年代ごろまで200以上の業者がありました。 現在は、数社が生産を続けています。 今吉正行さんは「昔は干す場所を争うほど一面に広げていた。縮小しても、この風景は残していきたい」と話してくれました。

黒いバッタ発見!

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長崎県諫早市立石町の長崎県立諫早農業高等学校の坂口浩教頭が黒いバッタを見つけました。 坂口教頭が今月中旬、自宅の畑で発見しました。 「最初は焦げたバッタかと思ったが元気に動いてる。『これはなんだ』と思いました」と。 体長約2センチのメス。 昆虫に詳しい長崎バイオパークの伊藤雅男副園長によると 「おそらくトノサマバッタの幼虫。突然変異で黒くなることもあるが、大変珍しい」と驚いた様子。 遺伝子や野菜の品種改良などを研究するバイオ園芸科の生徒が飼育し、変異していないバッタと交配させるなど研究材料として役立てる予定です。

263キロの大物クロマグロ一本釣り!

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263キロの大物クロマグロが沖縄県の当添漁港で水揚げされました。 釣り上げたのは、漁師になって6年目の城間盛三さん。 与那原・西原町漁協組合の当真聡組合長よると、当添漁港でこれまでに水揚げされたクロマグロでは最大級だそうです。 津堅島から約50キロ沖合で、一本釣りをしていた城間さんに当たりがあったのは、5月16日午後10時ごろ。 約6時間の格闘の末、クロマグロを船に引き寄せました。 大きすぎて甲板に引き上げられず船尾に固定しました。 城間盛三さんは「初めての大物。クレーンを使って水揚げしたクロマグロを見て、実感がわいた。うれしかった」と話してくれました。

白石市 隠れ家レストラン こもれび

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東日本大震災の津波で被災し宮城県亘理町から白石市に移住した元高校教師の高橋洋光さん一家が4月、蔵王連峰の麓にある市内の自宅を改装し、レストランを開業しました。 「震災直後は今の姿を想像できなかった」と振り返る高橋洋光さん。 苦境を乗り越え、第二の人生を踏み出しました。 亘理町荒浜にあった以前の自宅は、津波が1階天井まで押し寄せ、流れ着いた近所の家や木で全壊。 一家4人は無事でしたが、10年近く丹精込めて育ててきた約100株のバラも根こそぎ流され、「頭が真っ白で声も出なかった」と。 亘理高勤務が縁で、温かく住みやすい亘理町が気に入り、定年後の2001年6月、退職金をはたいて移り住んだ「ついのすみか」でした。 庭のバラは、近所の評判となり、憩いの場として来客が絶えませんでした。 レストランを始めたのは、かつて亘理の家に集まっていた友人たちから高橋さんの人柄や奥さんの手料理の味を買われ、何度も開店を勧められたのがきっかけ。 昨年春には、非常勤講師の仕事を終え、「仕事があるうちが幸せ」と一念発起。 1階和室の2部屋を改装し、昨年11月のプレオープンを経て開店にこぎ着けました。 主なメニューは、地元の食材をふんだんに使ったランチセット4種類。 テーブルや座いすなどは津波をかぶった思い出の品々を再利用しました。 夫婦で切り盛りしています。 木々に囲まれた南蔵王の山麓にあることから、店名は「隠れ家レストランこもれび」としました。 看板代わりにと、大好きなバラを再び植え始めました。 高橋洋光さんは「お客さんと話すのが生きがい。アットホームな雰囲気のお店にしたい」と意気込んでいます。 隠れ家レストラン「こもれび」 〒989-0731 宮城県白石市福岡深谷字二ノ萱177-11 TEL・FAX 0224-24-8221 隠れ家レストラン「こもれび」 オーナー 高橋洋光

鉢植えパイナップル!佐藤利雄さん

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山形県寒河江市寒河江の佐藤利雄さん宅でパイナップルのヘタを切って鉢に植えていたところ実がひょっこり顔を出して近所で話題となっています。 寒河江市内のスーパーで購入したパイナップルで、3年前から栽培してきました。 約10年前にも挑戦しましたが半年ほどで枯れてしまったため、再挑戦したいという思いで植えたそうです。 「冬季間に外に出してしまい失敗したので、今回は冬のみ室内で育ててきた」と佐藤利雄さん。 5月上旬にパイナップルの葉と葉の間から実が出ていることに気付き「まさか実がなっているとは思わなかった」とびっくり。 「実が大きくなったら食べてみたい」と話し、成長を見守っています。

ゴスペルコーラスグループ養成講座

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京都市左京区の岡崎いきいき市民活動センターが、市民でつくるゴスペルコーラスグループの結成を目指しています。 参加者を募っており5月24日から2カ月間、全10回の養成講座を開きます。 参加者は、軽快なリズムに乗せて音楽の基礎を学びます。 「講座修了後も活動を続け、福祉施設などで力強い歌声を届け、利用者に元気を運んでほしい」と期待しています。 ゴスペルは、米国発祥の教会音楽。 岡崎いきいき市民活動センターは、本年度の事業に表現活動の充実を打ち出しています。 唱歌や童謡を歌う定番の講座ではなく、若者らがとっつきやすいリズミカルなゴスペルを洗濯。 講師は、京都市を中心に活動するシンガー・ソングライターあかしなおこさん。 数多くの有名歌手のボイストレーニングを担ったゴスペル歌手亀淵友香さんのお弟子さんです。 講座では、発声練習、リズムの取り方、パートごとの練習などを行い、3曲を習得します。 講座の締めくくりとして、左京区内の催しで市民の前に立つ舞台が用意されます。 講座修了後も、岡崎いきいき市民活動センターが福祉施設とつながりを生かして発表の舞台を紹介したり、歌の指南をするなどして活動を下支えします。 岡崎いきいき市民活動センター指定管理者のNPO法人「音の風」の西野桂子代表は「リズムに合わせ、おなかから大声を出して楽しんでほしい」と参加を呼びかけています。 メンバーの募集は、5月22日まで。 定員30人。 参加費2千円(高校生以下無料)。 京都市岡崎いきいき市民活動センター 〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町2番地 TEL:075-761-4484 FAX:075-752-3351 メール:okazaki@inestsbb.com ◆開館時間 【 月・水・木・金・土曜 】10:00~21:00(祝日も同様) 【 日曜 】10:00~17:00 ※毎週火曜・年末年始休館

漆器購入補助制度 漆の香る里づくり事業

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石川県輪島市は、観光客らに輪島塗を身近に感じてもらえるよう設けている飲食・宿泊業者向け漆器購入補助制度の対象を今年度、酒造業、菓子店に拡大しました。 輪島市の見込みの3倍に当た る60件の申請が寄せられ、漆の香る里づくりの仕上げの年として斬新で魅力的な利用提案約20件に絞り込んで採択します。 新たに対象となった酒造業、菓子製造業者からは、酒蔵見学会の試飲用酒器での輪島塗活用、店舗改修に合わせて設ける飲食スペースでの漆器を使った菓子提供などの案がありました。 飲食・宿泊業者からも洋食と輪島塗の組み合わせやデザイン性を重視した器の提案が多く集まりました。 輪島市内飲食店などの漆器購入を支援する漆の香る里づくり事業は2010(平成22)年度から3年計画でスタート。 輪島漆器商工業協同組合からの要望も受けて1年延長しました。 今年度は、漆器組合や石川県産業創出支援機構の商品開発に携わる専門家を交えて審査会を開き、デザインや斬新さ、PR効果、将来性などの観点から今月中に補助対象とする約20件を決めます。 器、道具類の場合は、200万円を上限に購入費の75%まで。 備品類・室内装飾は、100万円を上限に50%まで補助されます。 輪島市では、当初予算に約20件分に当たる事業費3千万円を計上していました。 今回対象となる約20件は、秋にも各店でお目見えします。 輪島市では「本格的な漆器でのおもてなし環境を整える総仕上げの年」(漆器商工課)に位置付け、業界から要望があれば補正予算対応で支援拡大を検討します。

見老津第一トンネル貫通

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和歌山県の田辺~すさみ間の高速道路(38キロ)建設工事で、すさみ町見老津を通る「見老津第一トンネル」(仮称、延長211メートル)がこのほど貫通しました。 町内では初めて、田辺~すさみ間では3本目の貫通になります。 国土交通省紀南河川国道事務所が5月20日に発表しました。 見老津第一トンネルは、2012年3月に着工。 掘削は、2012年12月から始まり、1日に約3メートル掘り進めてきました。 工事は、2014年2月末まで続きます。 請負業者は、鴻池組(大阪市)で、契約額は約10億円。 田辺~すさみ間では、白浜町の平間トンネル(延長163メートル)が2011年6月に、田辺市の後呂地トンネル(延長398メートル)が2013年3月に貫通しています。 トンネル名は、いずれも仮称。 田辺~すさみ間には、トンネルが22本。 総延長は、約19.8キロ。 貫通した3本を除くと、現在掘削中のトンネルは、7本あります。 国道事務所によると、278億円を計上した2013年度予算まで反映させた進捗(しんちょく)率は59%になります。

72年ぶり神輿巡行!繁昌神社

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財運の神様として知られる繁昌神社(京都市下京区高辻通室町西入ル)は、5月19日神幸祭で72年ぶりに神輿(みこし)巡行を復活させました。 あいにくの雨でしたが、法被姿の男たちが威勢の良いかけ声を響かせ、まちを練り歩きました。 繁昌神社の神輿巡行は、太平洋戦争の影響で1941年を最後に途絶えていました。 神輿は、江戸時代作で、神社の蔵できれいに保管され、約10年前から2年に1度披露してきましたが、神輿巡行を切望してきた氏子や支援者らが復活を決めました。 この日は、巡行前から雨が降り始め、台車に乗せた神輿はビニールをかぶせた状態で出発。 太鼓の演奏や「わっしょい、繁昌」のかけ声にあわせ、高辻通から新町通、仏光寺通、室町通を2周練り歩きました。 雨がやんだ終盤では、ビニールを外して巡行。 上部に飾られた金色の鳳凰(ほうおう)が姿を現すと、拍手が起こり、にぎやかな雰囲気を醸し出していました。

SL北びわこ号出発進行!

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湖北路を走る季節列車「SL北びわこ号」の運行が5月19日、JR北陸線米原-木ノ本間(22・4キロ)で始まりました。 田植えを終えた田園の風景の中を、「ポニー」の愛称のあるC56形機関車が力強く駆け抜けました。 午前10時すぎ、米原駅のホームにSLが入ってくると、列車の前で親子連れらが熱心に記念撮影。 中高年の夫婦、鉄道ファンらで満員となり、汽笛を鳴らしながら出発しました。 沿線には、青々と育った麦畑の横を白煙を上げて疾走するSLをカメラに収める愛好家らの姿が沢山見られました。 SL北びわこ号は、5月26日、6月2日にも2便(米原午前10時9分発、同午後1時16分発)が運行されます。 全席指定で、予約はJR西日本TEL0088(24)5489。

厳木絵図 厳木町名所水墨画マップ

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佐賀県唐津市厳木町の若手商店主らが、地元の隠れた名所を紹介するマップ作りを進めています。 デザインは、町を俯瞰(ふかん)した水墨画で表現した「厳木絵図」。 長年親しまれたお好み焼き屋や再生した森など地元に愛されている11カ所を盛り込んでいます。 6月上旬から佐賀県内外の旅館に配布する予定です。 5年前に東京から帰郷した宝飾店経営の彫金師、有馬武男さんが、若者の町外流出など人口減少が続く現状に危機感を抱き、町に人を呼び込む情報発信が必要とマップの作製を思い立ちました。 昨年11月、趣旨に賛同した唐津市地域おこし協力隊の和田翔さんと準備を始め、協賛店を募って町内を回りました。 一口1万円で13件の協力を得ました。 マップは海外公募展で受賞歴がある有馬武男さんが「古文書が発見されたような驚きを感じてほしい」と水墨画でデザインしました。 25年以上かけて紅葉の美しい自然の森をよみがえらせた「環境芸術の森」や、50年以上続く「山口お好み屋」などを地図にしました。 7月のあゆまつり、10月の中島山笠など行事も掲載し、年間を通した来町を呼び掛けます。 B4判の四つ折で1万部を作製します。 有馬武男さんは「マップを作ってすぐに町が変わることはないかもしれない。でも町を良くするために住民みんなで行動を起こすきっかけになれば」と話してくれました。

古代食づくり体験!竪穴式住居で弥生人気分

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古代食づくりを通して弥生時代の生活を体験するイベントが、吉野ケ里歴史公園で開かれました。 家族連れらが参加し、竪穴式住居で土器を使って米を炊くなど、「弥生人」の気分に浸りました。 5月19日は、26人が参加しました。 そろいの貫頭衣に身を包み、公園で収穫された赤米と白米を交ぜたものを土器で炊き、アサリの貝汁やヤマメの塩焼きも作りました。 子どもたちは、火を絶やさないように竹筒で吹いたり、ヤマメに串を刺したりして、積極的に調理に参加していました。 「フライパンが無くても料理ができるんだ」「しょうゆをつけなくても、お魚がおいしい」などと、家族との会話を弾ませていました。 福岡県から親子4人で参加した満岡俊一郎君は「火を消さないようにするのが大変で、汗まみれになった。でも、自分で作ったごはんは、おいしかった」と満足そうな笑みを浮かべました。 吉野ケ里歴史公園が「食」を切り口にして初めて開催。 今後も定期的に開催する予定だそうです。

三原ミスやっさ 前土肥朱美さん 島田麻佳さん

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2013三原ミスやっさオーディションが三原市皆実の三原商工会議所で行われました。 三原市内の信金職員前土肥朱美さん(23)と、大学4年島田麻佳さん(21)の2人が選ばれました。 任期は1年。 8月9~11日に三原市中心部であるやっさ祭りの会場を盛り上げ、三原の観光大使としても広島県内外でPRします。 5月25,26の三原市芸術文化センターポポロなどである三原さつき祭りでデビューし、やっさ祭りをPRします。

蒜山三座山開き!

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岡山県真庭市の蒜山三座で山開きが行われました。 新緑の中、登山者が山頂を目指して靴音を響かせています。 中蒜山(1122メートル)登山口近くの塩釜石彫公園(真庭市蒜山下福田)で神事がありました。 地元関係者や登山者ら約70人が期間中の安全を祈りました。 中高年グループや家族連れらは色とりどりのリュックを背負って次々と山へ! 新緑の森を抜け、思い思いのペースで歩を進めています。 中蒜山頂上近くでは紫色のカタクリの花が風に揺れていました。 蒜山観光協会は、11月下旬までに約5万人の登山者を見込んでいます。 蒜山観光協会 〒717-0503 岡山県真庭市 蒜山富山根303-1 TEL 0867-66-3220 FAX 0867-66-4141

寒暖差アレルギー 血管運動性鼻炎

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例年になく日ごとの寒暖差が大きい日が続く山形県内で、いわゆる「寒暖差アレルギー」の症状を訴える人が出ています。 寒かったと思えば急に暑くなったりする気候に体が対応できず、発症するそうです。 熱々のラーメンを食べている時、あるいは寒い外から暖かい室内に入った時に出る鼻水。 広く捉えれば、実はこれらも寒暖差アレルギーの症状に当てはまります。 医学的な名称は「血管運動性鼻炎」。 急激な温度差によって鼻の中の神経や毛細血管が刺激され、厄介なくしゃみ、鼻水、鼻詰まりを誘発します。 症状は、アレルギー性鼻炎と全く同じ。 特定の原因物質があるわけではありません。 アレルギー患者を診察する深瀬医院(山形市)の深瀬滋院長は「世間一般には寒暖差アレルギーと称されているが、医学的にはアレルギーではない」と説明。 血管運動性鼻炎と診断されるのは、アレルギー性鼻炎の症状で受診する人の約5%で、女性の割合が高い。 花粉症などとの違いはどこにあるのでしょうか? 目が充血していたり、かゆかったり、鼻水の色が黄色だったら花粉症、または風邪が疑われます。 一方、鼻水が透明だったり、発熱がないのに鼻水が出続けるようならば、血管運動性鼻炎の可能性があります。 山形地方気象台によると、山形市は5月10日に28.8度、13日に29.1度まで気温が上がりました。 一方、9日の最低気温は4度、8日は3.4度まで下がりました。 これは5月1日の平年の最低気温(7.5度)と比べても相当低い。 日本気象協会東北支局の予報によれば、山形県内は5月19日からの1週間も寒暖差の大きい日が続き、最高と最低気温の差は10~15度前後で推移する見通し。 予防策として、深瀬院長は「発作の誘因を避けるには規則正しい生活、十分な睡眠、適度な運動」とし、冷水や乾布摩擦などで皮膚を鍛えて「自律神経の安定化を図ることも有効」と話しています。

天橋立あさり!砂抜き不要!

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ブランド食材を目指して天橋立の内海・阿蘇海で養殖する「天橋立あさり」の出荷作業が、京都府宮津市溝尻で始まりました。 漁業者と京都府が5年間の試行を重ね、うま味の豊富な大粒の貝に育て、砂を含まない独自技術を確立しました。 今季から本格的な流通を図ります。 アサリ養殖は、漁業者11人が2008年に始めました。 府海洋センター(宮津市)が育成の研究や助言に携わりました。 当初の稚貝は「大物」とされる4センチ以上に育つものが少なかったが、養殖後に生まれた稚貝のうち大きめのものを選んで育てると、大半が1年間で4センチ以上に成長しました。 育てる水深を調整し、栄養分の多い水面下3メートルに網かごをつるすと最も良く育ち、うま味成分である遊離アミノ酸やグリコーゲンを、天然ものの倍近く含むことが府の分析でわかりました。 砂の代わりに、貝が体内に取り込まない粒状の炭の中で育て、調理前の「砂抜き」を不要にしました。 4月下旬に出荷を始めました。 従来は、地元の飲食店や旅館向けが主だったが、安定供給のめどが付き、今季から「天橋立あさり」のブランド名で京都府漁業協同組合連合会を通じて出荷されまし。 7月下旬までに昨年の倍の350キロを出荷予定。 地元漁業者でつくる溝尻育成あさり部会の長谷川隆嗣会長は「文句なしの大きさに育ちうれしい。多くの人に食べてもらい、価値を知ってほしい」と期待しています。

FM化検討 岩手放送 東北放送 ラジオ福島

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東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の民放AMラジオ局がFM化を検討していることが分かりました。 設備投資を抑えながら、難聴地域での情報発信手段の確保を目指しています。 震災の経験を踏まえ、情報インフラとしてのラジオの機能強化につなげます。 FM化を検討しているのはIBC岩手放送(盛岡市)、東北放送(仙台市)、ラジオ福島(福島市)の3局。 災害に備えた放送手段の確保は全国共通の課題で、東北ではほかにも前向き姿勢を示す放送局があります。 岩手放送 岩手放送は「二戸、遠野、一関各市など聞こえにくい地域でのFM化を検討している」と説明。 岩手放送は、震災後、岩手県山田町周辺でFMによる送信を試みました。 今後、ほかの地域にも拡大する考えです。 FM化を検討する背景には、送信所などの設備老朽化に伴う更新費の負担があります。 総務省によると、土地代を除く送信所の平均更新費用は、AMの8億7000万円に対し、FMはそのほぼ半分で済むそうです。 ラジオ福島(福島市)は、1953年の開局時のAMアンテナを使用しています。 ラジオ福島は「FMは音質も良く、設備費が抑えられるのが魅力。難聴地域を手始めに将来は県全体で移行したい」と意欲を示しています。 AMはFMより遠くまで電波を飛ばせるが、電波の特性上、アンテナ設置には半径数百メートルの平地が必要になります。 FMは、山頂など高い場所から電波を飛ばせます。 高台に設置できることで津波対策にも有効とされています。 東北放送(仙台市)は、1990年、AMの送信所を現在の仙台市若林区に移転したばかり。 東北放送は「宮城県内に目立った難聴地域はないが、中継局の老朽化が進んでいるのは事実。一部FM化は中長期的な課題だ」としています。 ラジオ福島 ◎災害に強い放送模索/全国へ拡大の可能性も 岩手、宮城、福島の被災3県の民放AMラジオ局が検討するFM化は、全国の放送局にとって共通の課題となっています。 高層建築物などによるAMの難聴地域を解消し、災害に強い放送を確保するのに有効とされているためです。 国は、FM化推進の構えで、今後、東北の他地域でも動きが広がる可能性があります。 NHKと短波局を加えた全国AMラジオ局を対象に総務省が4月に

四倉海水浴場再開決定!

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福島県いわき市は、いわき市の四倉海水浴場の海水浴を今年の夏再開することを決めました! 福島第1原発事故後、福島県内の海水浴場再開は、昨年解禁したいわき市の勿来海水浴場に続き、2カ所目。 いわき市によると、四倉海水浴場の空間放射線量は、毎時0.09~0.18マイクロシーベルトで勿来は0.06~0.20マイクロシーベルト。 海水の放射性物質は、どちらも不検出でした。 四倉海水浴場と勿来海水浴場の今年の海開きは7月15日。 8月18日までの35日間を予定しています。 放射性物質に汚染されていない砂を使った遊び場も設けます。 勿来海水浴場の昨年の人出は、原発事故前の2010年の5%にとどまりました。 昨年は、海の家の経営者に出店自粛を要請したが、今夏は解除します、 渡辺敬夫市長は「海水浴場は重要な観光資源。昨年度を上回る受け入れ態勢を築く」と話しました。

一時滞在施設マップ作成 川崎市(マップ有り)

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川崎市は、大規模災害時に交通機関がマヒし、帰宅困難になった場合に活用してもらおうと、一時的に滞在できる施設の場所や行き方などについて書かれた「一時滞在施設マップ」を作成しました。 JRや京急、東急、小田急の主要駅で計4万9千部を保管してもらい、大地震発生時に施設が開設された後、帰宅困難者に配布します。 川崎市は、帰宅困難者対策として現在、主要駅周辺を中心に官民合わせて21の一時滞在施設を確保しています。 一時滞在施設マップは、周辺に施設がある「川崎駅」「武蔵小杉駅」「武蔵溝ノ口・溝の口駅」「宮前平駅」「登戸駅」「新百合ケ丘駅」の計6パターンを作成しました。 このうち「川崎駅」版では、川崎市産業振興会館(幸区)や川崎市教育文化会館(川崎区)など、五つの一時滞在施設の場所が書かれ、駅からの距離や経路を知ることができます。 裏面には、「災害時に帰宅困難になってしまったら」と題し、市の緊急災害情報サイトのアドレスなどを記載しています。 「川崎駅」版はJR川崎駅で1万部、京急川崎駅で5千部、それぞれ保管して配布されます。 また、川崎市は、行政や施設間などにおける通信手段を確保するため、ことし7月1日までにすべての一時滞在施設で無線機を配備する予定。 川崎市危機管理室は、「今後も一時滞在施設の確保を進め、マップについても適宜更新をしていきたい」と話しています。