ささよ おめでたいヤナー

ささよ(宮城県南三陸町歌津寄木地区に藩制時代から伝わる小正月行事)が行われました。

小学1年生から中学3年生までの男子6人が地区を回って大漁と海上安全を祈願しました。

大漁旗や船名旗の旗ざおを背負った大将の歌津中3年畠山知也君を先頭に寄木漁港や仮設住宅を巡回。

各地で旗ざおにお神酒をかけ、声をそろえて「おめでたいヤナー、ササヨ、ヨイトコラ、ヨイトナエー」と歌い上げました。

歌には、漁船の名前を折り込んで、各船の豊漁と安全を祈る習わし。

畠山知也君は「震災で漁船がなくなった昨年は船名を折り込むことができなかったが、今年は歌に船の名前を入れることができて良かった」と話してくれました。

ささよは、本来、地区の全戸を回る行事。






東日本大震災で約8割が被災したため、昨年に続き寄木漁港と仮設住宅だけで行われました。

ささよ保存会の畠山鉄雄会長は「一日も早く高台移転を終え、震災前のように家々を回るささよを復活させたい」と話しました。

ささよは囃子ことばに由来し、寄木地区では江戸期から約250年続いています。

お問合せは、南三陸町歌津総合支所 0226-36-2111

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