稲むらの火・点訳絵本化!無料配布!点訳サークル・コスモス

香川県さぬき市で活動する点訳サークル「コスモス」(有田幹子代表)が小泉八雲原作の「稲むらの火」の点訳絵本化に挑戦!

このほど約40部が完成しました。

香川県立盲学校や関係福祉施設などへの配布を始めました。

稲むらの火は、津波防災教育の優れた教材として知られ、東日本大震災以降「防災情報のバリアフリー」を掲げて活動するコスモスのメンバーがほぼ1年がかりで作成しました。

稲むらの火は、江戸時代の安政南海地震(1854年)で和歌山県であった史実を基にした物語。

海の異変に気付いた主人公が高台にある自身の大切な稲むらに火を放ち、海沿いの住民を大津波から救ったという内容で、津波への警戒や早期避難の重要性、人命救助のための犠牲的精神を説いているため、かつては国語の教科書にも採用。

大震災後、再び注目が集まっています。

点訳サークル「コスモス」は、2005年に活動を始め、主に市広報紙や市図書館の蔵書の点訳を行ってきました。

さらに大震災後は、視覚障害者から防災情報の提供を求めるニーズが高まり新聞記事などの点訳に着手。


今回の点訳絵本も「子どもにも分かりやすい防災教材がほしい」との要望を受けて作成を決めたました。

今回は、絵本作家・高村忠範氏の作品を題材に、初の試みとなる挿絵の点図化にも挑戦しB5判28ページにまとめました。

将来的には、挿絵に色づけを行う計画で、有田幹子代表は「市内の小学校などに配り、視覚障害者と点字への理解を広げる一助にもしたい」と。

点字利用者には無料で配布しています。


問い合わせは

さぬき市社会福祉協議会

〒769-2301
香川県さぬき市長尾東888-5

電話番号0879-52-2950

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