福しま図案室・創作料理ユニットGomaパン作り

福島県から山形県内に避難している家族を対象にしたデザイン体験イベント「福しま図案室」が山形市のシベールファクトリーメゾンで開かれました。

創作料理ユニットGomaを講師に迎えて参加者約50人がクリスマス飾り用などのパン作りを楽しみました。

福島から避難している親子らが交流する場を設けようと東北芸術工科大東北復興支援機構TRSO(山形市)が企画。

夏は「福しまピクニック」、冬は「福しま図案室」と銘打ち、昨年から開いています。

今回の福しま図案室は、本年度1回目。

創作料理ユニットGomaは、自ら考案した堅いパン「Kazari Bread(飾りパン)」の作り方を実演。

参加者は、それぞれ生地をこねた後、クリスマスツリーや玄関の扉に取り付ける作品をイメージ。

ツリーやサンタクロース、星などをかたどった手のひらサイズの飾りや、扉や壁に掛けるリースも作り、緑と赤のドレンチェリーを細かく切って散りばめるなど、カラフルに仕上げました!



創作料理ユニットGoma、とは?

Gomaは料理創作ユニット。

1998年に結成され、現在アラキミカ、中村亮子の2名によって活動をしています。

Gomaの活動の一番のテーマは「食」。

日常の楽しいことや嬉しいことを「食」というテーマで表現し、様々な形にして製造中です。

なぜ食か?だって食べることって、とっても奥深い!

そして、何よりも幸せなことだと思うからです。

時には食べものまわりのものまで作ってしまいます。

お皿やトレー、雑貨類、メニューなど…… テーマは日常に散りばめられてる!

そうして作りだされる素敵な空間は、何よりもGomaが作りたいと願っているものなのです。

現在の活動としては、食をテーマにした料理、雑貨の単行本、雑誌、web上での作品発表、企業での商品アドバイザー、商品デザイン、 子ども、大人とのものづくりワークショップ開催など多岐に渡っています。

2006年にNHK教育テレビで、2011年からは東海テレビで子ども向けの食育番組のコーナーを持ち、 近年では「子ども」というテーマもGomaの活動の中で「食」と同じくらい重要なキーワードとなっています。

2002年〜2008年におけるフランスでフードや雑貨の展覧会などの活動から、最近ではタイで親子向けワークショップを開催するなど、その活動範囲は国内外問わず広がっています。


福しま図案室、とは?

山形県には現在、福島県各地から約1万4千人の自主避難者がいらっしゃいます。

そのうちの4割が母子だけで転居されている逆単身赴任型です。

東北芸術工科大学(企画=福興会議)では、福島のご家族の、山形での新しい生活を応援するピクニックイベント『福しまピクニック』を3回、村山市の農業体験施設で実施しました。

『福しま図案室』は、その後継企画として、東京で活躍中の素敵なゲスト講師をお招きし、冬の生活を家族で楽しく飾るためのデザインワークショップを開講いたします。

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