阿蘇神社しめ縄飾り付け

阿蘇神社（熊本県阿蘇市一の宮町）で新年を迎えるためのしめ縄が飾り付けられました。

地元のお年寄りでつくる「一の宮町大注連縄伝承会」（小代勝久会長、２１人）が８本を奉納。

一の宮町大注連縄伝承会のメンバーには「７・１２豪雨」復興への願いも込めました。

材料は、会員が栽培したもち米の稲わらを使い最も大きなしめ縄は長さ約７メートル重さは１２０キロにも！

阿蘇神社の楼門の上部（高さ約４メートル）に法被姿の会員や白装束の神職ら約２０人がはしごを使って飾り付けました。

小代勝久会長は「今年は作り手の確保に苦労したが、無事に奉納できてほっとしている。しめ縄をくぐるときには、阿蘇に大きな災害があったことを思い出して復興も祈ってほしい」と話しました。

阿蘇神社

孝霊天皇9年の創建、肥後国一の宮、旧官幣大社。阿蘇の開拓祖、健磐龍命（たけいわたつのみこと）をはじめ十二神をまつる由緒ある神社で、末社は全国500社を超える。

全国的にも珍しい横参道で、境内には願いごとを叶えてくれる「願かけの石」や縁結びにご利益がある「高砂の松」、西本清樹の歌碑がある。

一の神殿・二の神殿・三の神殿・楼門・神幸門・還御門の6棟は国の重要文化財に指定されている。

また、楼門は日本三大楼門の一つに数えられる。

〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083

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