ニューヨークシティマラソン参加料払い戻し・反発も!

アメリカ東海岸を襲った温帯低気圧「サンディ」の影響で中止になったニューヨークシティーマラソンの主催者が申込者から受け取った参加料を払い戻すと発表しました。

主催団体のニューヨーク・ロードランナーズは、今回は「特異な状況」だったとして参加料の返金を決めました。

2012年大会の参加料は、ニューヨーク・ロードランナーズの会員が216ドル、海外からの参加者は347ドル。

このうち手数料の11ドルを差し引いた全額を払い戻します。

払い戻しの代わりに、来年以降の3年間に開かれる大会のうちいずれか1回の出場権を確保できる選択肢と、3月に開かれるニューヨークハーフマラソンの出場権を確保できる選択肢も用意。

ただしこの場合、12年大会の参加料の払い戻しが受けられないだけでなく出場権を確保した大会のために改めて参加料を払う必要があります。

申し込みの締め切りは1月25日。

ニューヨーク・ロードランナーズのフェイスブックには、1回の大会に参加するために2回も料金を取るのは不当だと反発する声が寄せられています。






11月4日に予定されていた今年の大会は、ニューヨークとニュージャージーがサンディに直撃されて大きな被害が出た直後だったことから、42年の大会史上初めて中止になりました。

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