泉ケ丘バッティングセンター46年の歴史に幕

野球少年らに長年親しまれてきた泉ケ丘バッティングセンター(石川県金沢市泉が丘2丁目14−1)が閉店しました。

46年続く金沢市内で一番古いバッティングセンター。

レジャーの多様化による客離れに加え、経営者の高齢化で管理が難しくなったためで、常連客らは花束を贈 るなど閉店を惜しみ、最後のゲームを楽しみました。

最近1カ月ほどは、閉店を知って富山から30年ぶりに来た男性や店内で記念撮影する常連客などでにぎわいました。

建物は取り壊されて更地になります。

ピッチングマシンは、同業者に譲られ、ボールは市内の学童野球チームに贈られます。


20年ほど前に同店でアルバイトをしていた会社員井高久志さんは「店は多くの人が出会う場になっていた。残念だが、最後に打てて良かった」と話してくれました。


店を共同経営してきた石橋和子さんは目に涙を浮かべ「これまで夢中でやって きた。振り返ると、お客さんへの感謝でいっぱい」と。

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