石剣発見！天神段遺跡から・西日本最古！縄文時代！

大崎町野方の天神段遺跡から縄文時代前期（約５０００年前）の「石剣」１点が見つかりました。

儀式用に使われていたとみられ、西日本最古の発見例。

鹿児島県教育委員会は、「当時の西日本の文化を知る上で貴重な資料」としています。

鹿児島県立埋蔵文化財センターによると、石剣は頁岩製で、長さ３５センチ、幅２．９センチ、厚さ１．５センチ、重さ約３００グラム。

全面が研磨され、完全な形が残っています。

狩猟用など実用品として使われた跡はなく、儀式用とみられています。

形状は、東日本の縄文時代前期の石剣と似ており「何らかの形で東日本との関わりがあったのではないか」としています。