目黒のさんま祭!気仙沼サンマ・炭火焼きでパクッ!

気仙沼に水揚げされたサンマを直送し炭火焼きで振る舞う「目黒のさんま祭」が東京都目黒区の田道広場公園で行われました。

バス3台で駆け付けた気仙沼実行委員会のメンバー約80人が旬の味と東日本大震災からの復興をアピールしました!

5000匹を超えるサンマと炭焼き用資材などをトラック2台で搬送しました。

開会式で菅原茂気仙沼市長は「これまで多くの縁に支えられてきた。感謝と復興への誓いを込めてサンマを焼きたい」とあいさつ。

公園周辺は徹夜組を含めて長い行列ができ、大勢の人でにぎわいました。


家族3人で午前6時に並び始めたという目黒区の公務員武石孝文さんは「今シーズン初めて食べるサンマ。とてもおいしい」と笑顔を見せました。

さんま祭は、17回目。

今年は、震災の影響で昨年実施できなかったサンマすり身汁(1杯100円)や塩づくり体験やホタテ貝アートのコーナーが復活しました。

郷土芸能の虎舞や鹿踊りなども披露され、祭りを盛り上げました。


目黒のさんま祭について

気仙沼港に水揚げされたばかりの新鮮な秋刀魚を東京都目黒区へ直送し、大勢の方々に秋の味覚を楽しんでもらうお祭です。

毎年大盛況を収め、目黒区外からも大勢足を運んでもらえるほどの規模になりました!
今年で第17回を迎えます。

きっかけは古典落語!

このお祭のきっかけはなんと「洒落」。
気仙沼を広く知ってもらおうと考えていた目黒のさんま祭実行委員長の松井敏郎さんが、 古典落語にある「目黒のさんま」にちなんで、「気仙沼の秋刀魚を、落語のゆかりの地『目黒』に持っていって食べてもらおう!」 と思い立ったことから、お祭は始まりました。
1996年(平成8年)、松井実行委員長をはじめとして、気仙沼のまちづくりに取り組む有志「次代を創る会」が、 目黒区の住民組織「伝道住区住民会議」に協力をもらい、「目黒のさんま祭」は記念すべき第1回目を行いました。
その時の大成功によって、以来「目黒のさんま祭」には年々協力する団体が増え、今では目黒区民祭のメインイベントになっています。


気仙沼の心意気

目黒のさんま祭に携わるスタッフは、漁業関係者だけではありません!
会社員、農家、看護師、主婦等様々なスタッフが集まっています!
気仙沼出身の東京在住者も駆けつけてくれます。
だから「気仙沼」を多様な視点から表現できるのです!
また、皆ボランティアで参加しています。
いえ、「スタッフをするために、『3000円』という会費を納めて」参加しています (この会費は5000尾の秋刀魚を購入する費用に賄われます)。
スタッフ一同の願いは、「美味しい秋刀魚を食べてもらいたい」「気仙沼を広く知ってもらいたい」との想い。
だから、参加費の見返りは、目黒で出会った方々の『笑顔』なのです。
それこそが、気仙沼の心意気!

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