舞妓はん初夏のあいさつ・八朔(はっさく)

京都市東山区の祇園で芸妓と舞妓が芸事の師匠やお茶屋などへあいさつに回る恒例行事「八朔」が行われました。

古都の猛暑の中を涼しい顔で行き来する芸舞妓の姿が観光客らにひとときの清涼感を与えました。

八朔は、もともと旧暦の8月1日をさし普段世話になっている人にお礼や贈り物をする慣習。

祇園の花街では、今も習わしが残り新暦のこの日に、芸舞妓が京舞の師匠らを訪ね日ごろの恩への感謝を伝えています。

京都五花街の一つ、祇園甲部の芸舞妓8人は午前10時半ごろ黒紋付きの正装姿などで、なじみの京料理店「美登幸」を訪問。


「今年もよろしくお願いします」と笑顔であいさつしました。

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