龍神材の端材を活用した割り箸をPR!道の駅龍神

和歌山県田辺市の龍神村森林組合は、龍神材の端材を活用した割り箸のPRに力を入れています。

龍神村森林組合が指定管理者として運営している龍神村龍神の道の駅「龍神」(木族館)では、この春から売り場を拡大している他、割り箸の製造過程を写真付きで紹介するなどして来館者にアピールしています。

龍神村森林組合の真砂佳明組合長は「割り箸を使うことは、森林を守ることにつながる。木材の需要拡大につながれば」と話しています。

木族館は1994年、基幹産業である林業をPRしようと旧龍神村が建設しました。

真砂佳明組合長によると、もっと木にこだわった製品を売り出して多くの人に木に親しんでほしいと考えていたことから、その取っ掛かりとして割り箸の販売に力を入れることにしたそうです。

龍神材を活用した割り箸は、森林組合が製材した際に出るスギの端材を利用し20年ほど前から割り箸作りに取り組んでいる龍神村殿原の古久保稔さんが製造しています。

完成までには長い時間と手間がかかり、地元だけではなく県外にも出荷されています。

木族館ではこれまでも販売していましたが、この春から専用の売り場を設けました。

商品の他、割り箸の製造過程も写真付きで紹介しています。

「割り箸は、資源の有効活用です」「木を使うことが森林を守ることにつながります」などのメッセージも添えて端材の活用が森林保全に役立つことも訴えています。

また、森林をテーマに執筆活動をするジャーナリスト、田中淳夫さんが2007年に著した「割り箸はもったいない?―食卓からみた森林問題」(筑摩書房)とのセット販売も開始。

割り箸を通して林業や森林の問題に目を向ける内容で、配本中止になることを知った真砂佳明組合長が田中さんに申し入れてセットで売り出すことにしたそうです。

木族館の久保正博店長によると、割り箸は「使いやすい」「感触がいい」と客からも好評。

「他の木工製品と比べて値段も手ごろで買い求めやすく、ちょっとした土産に喜ばれている。龍神村の土産として定着させていきたい」と話しています。

真砂佳明組合長は「現在は、都会の人が無垢(むく)の木に触れる機会はめったにない。割り箸を実際に手に取ってもらうことで、龍神材の良さが分かってもらえると思う。今後は、実際に手に触れて木の良さを分かってもらえるようなコーナーも設けられれば」と話しています。

割り箸の価格は10膳入り150円、50膳入り500円、100膳入り900円。本とのセットは700円。



施設名 道の駅 龍神

販売コーナー 営業時間 9:00~17:00(7~10月は延長あり)

販売コーナー 定休日 毎週水曜および12/29~1/1(4~11月は無休)

喫茶・食事 営業時間 9:00~17:00

喫茶・食事 定休日 毎週水曜および12/29~1/1(4~11月は無休)

喫茶・食事 席数 47席 (+テラス席30席)

営業時間 備考 トイレ・駐車場・公衆電話は24時間利用可

駐車台数 普通車45台 大型車1台

公衆電話 1台

身障者用トイレ 外1器、木族館内1器

住所 和歌山県田辺市龍神村龍神170-3

電話番号 0739-79-0567

FAX 0739-79-0578

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