十勝ピリカレーのキャラクターにキピリカ！

共通カレーの販売を通じて十勝や帯広市中心部の活性化を目指す「十勝カレー協議会」（会長・林克彦十勝農園総支配人、５店）は、７月１日から販売を始める共通カレーの名称を「十勝ピリカレー」にオリジナルキャラクターを、大好きなカレーを食べて黄色くなったシロクマ「キピリカ」に決めました。

７日午後に十勝カレー協議会加盟店のイージーダイナーで総会が開かれました。

共通カレーのベースにイージーダイナーの人気メニュー「冷しカレー」を想定していることからキャラクターは、北極圏に住むシロクマをモチーフとして地域色を出すためキピリカのヘアバンドにはアイヌ民族の模様をあしらいました。

デザインは「よつば舎」（旭川市）のデザイナー阿部路子さんが担当。

カレーの名称は「ぴりっと辛いカレー」などを意味しアイヌ語の「ピリカ」（良い、おいしい、きれいなどの意）おびひろ動物園にいたシロクマの「ピリカ」にもちなみました。

十勝カレー協議会が今後予定する加盟店のメニュー食べ比べのスタンプラリーなどさまざまな場面で活用していきます。

総会後は、十勝カレー協議会メンバーの他、帯広信金、帯広商工会議所などの関係者約１５人が参加して冷やしカレーの試食会も行われました。

加盟５店では近く共通の冷やしカレーをベースにトッピングなどを検討してオリジナルカレーに仕上げます。

林克彦会長は「『十勝らしさ』を加味し、皆さんのいろんなアイデアを基により良い形に仕上げていきたい」と話しています。