藤戸寺で沙羅双樹(夏椿)が見ごろです!

昔々、1184年の源平藤戸合戦ゆかりの藤戸寺(倉敷市藤戸町藤戸)で平家物語にうたわれた「沙羅双樹」とされるナツツバキが白くかれんな花を咲かせています。

朝咲いて夕方には花を落とす姿が世の無常の象徴とされています。

約50年前、高野山から株分けして持ち帰って育った10本が今年は18日に客殿中庭で数輪を咲かせ始めました。

23日ごろに見頃を迎えます。

藤戸寺は、藤戸合戦で活躍した源氏の武将・佐々木盛綱が平氏滅亡後、両軍の戦没者を供養する法要を開いたと伝わっています。

NHK大河ドラマ「平清盛」で源平の栄枯盛衰に注目が集まる中23日から3日間、客殿を開放して「沙羅の花と源平藤戸合戦をしのぶ会」が開かれます。


沙羅双樹(さらそうじゅ)と読みます。


藤戸寺(高野山真言宗)

平安時代末期(12世紀末)の源平藤戸合戦の功によりこの地を拝領した源氏方の佐々木盛綱が、源平両軍の戦死者と自分が刺した漁夫の霊を弔うため、大法要を営んだといわれる。境内には、鎌倉時代中期(13世紀中ごろ)造立の石造五重塔(県指定重文)がある。謡曲「藤戸」の寺で、謡曲・歌舞伎を演ずる人や俳句等で訪れる人が多い。毎月旧暦21日は、「藤戸」のお大師様の縁日で、参拝者や露店で賑わう。

(交通)JR山陽本線倉敷駅/車20分、または児島方面行きバス20分/藤戸下車 瀬戸中央自動車道水島IC/車10分

(駐車場)普通車5台

倉敷市藤戸町藤戸57

TEL086-428-1129

岡山県観光便覧

705(慶雲2)年、行基が開いたと伝えられる名刹で、本尊は千手観音。本堂をはじめ多くの堂塔伽藍を備えていたが、戦国の騒乱ですべて灰になったという。その後、1631(寛永8)年、岡山藩主池田家が再興し、代々藩主の尊崇をうけて栄えた。本堂の東側に1基の石造五重塔婆(県文化)が立っている。1243(寛永元)年に源平将士供養のために建立されたものといわれている。この付近は源平藤戸合戦の古戦場である。当時の戦争の模様は「平家物語」にいきいきと伝えられている。

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