世界料理オリンピック日本代表チームに新垣淑也さん

今年の10月にドイツ・エアフルト市で開かれる第23回世界料理オリンピックの日本代表チームにザ・ナハテラス「レストラン ファヌアン」の料理人、新垣淑也さんが選ばれました!

沖縄県外6人のレギュラーメンバーの控えで、沖縄県内から代表入りするのは初めての快挙です。

「西洋料理を極める料理競技大会の最高峰」とうたわれる世界の舞台を前に新垣淑也さんは「出場は夢だったので身が引き締まる思い。日本代表の一員として恥ずかしくないよう責任を果たしたい」と話しました。

世界料理オリンピックは、93カ国が加盟する世界司厨士(しちゅうし)協会が主催し100年以上の歴史があります。

4年に1度ドイツで開催され、世界から約1500人の料理人が各種目で腕を競い合います。

新垣淑也さんが出場する32カ国の国別対抗競技は、国を挙げての勝負で最も注目を集めるそうです。

新垣淑也さんは、浦添工業高校調理科を卒業後、県内外で修業を重ねて2005年に世界料理コンクール「クレムリンカップ」で肉料理部門銀賞を獲得。

京都、滋賀、岐阜、大阪の各府県の料理人とともに代表入りし昨年6月から月1~2回、京都でチーム練習をしています。

競技では、与えられたテーマごとに時間内に料理を仕上げて見栄えや食感などが審査されます。

6人のメンバーにはそれぞれ役割分担があり不測の事態で出場できなくなった場合に新垣淑也さんがピンチヒッターを務めます。

新垣淑也さんは「どのポジションが欠けても対応できるよう準備をしておく必要があり、気が許せない」

欧州勢が強豪だが「頭を使ってマイナス要素をなくし、チーム戦で上位に食い込みたい」と意気込みを語りました。


ザ・ナハテラス調理グループの新垣敏光チーフエキスパートは、新垣淑也さんの日ごろの仕事ぶりについて「責任感が強く、研究熱心で、今後が期待できる若手シェフ。新垣君の出場をみんなで盛り上げたい」と期待を込めて話しました。

世界料理オリンピックとは

100年以上の歴史を有する世界料理オリンピックは、世界司厨士協会加盟国(93ヶ国)により4年に一度ドイツで開催され、西洋料理を極める料理競技大会の最高峰であり、総勢1,500名が腕を競います。その中でも選ばれた32ヶ国のHACCP(食品製造の安全管理手法)をマスターしたシェフのみが参加出来る国別対向ナショナルチーム競技は、最高に名誉ある競技種目とされています。スターシェフが国の威信を賭けて最新の厨房(オープンキッチン)で料理を競う舞台は日本における食文化の質の高さを世界に発信すると共に、外食業界の活性に大きな効果をもたらし西洋料理分野のみならず日本の食文化全体の更なる発展に貢献するものと考えております。前回の2008年大会では、公益社団法人全日本司厨士協会京滋地方本部のシェフが「ナショナル競技」ホットレストラン競技で銀賞、コールドディスプレイ競 技で銅賞を受賞いたしました。今年開催の第23回には、日本代表として京都・滋賀・大阪・岐阜・沖縄からのシェフがナショナチームを結成し大会に臨みます。

第23回世界料理オリンピック
IKA/Culinary Olympics 2012
主 催:世界司厨士協会連盟(WACS)
期 間:2012年10月5日(金)~10月10日(水)
開催場所:ドイツ チューリンゲン州 エアフルト市


日本代表ナショナルチーム

グランドプリンスホテル京都のレストラン「ボーセジュール」料理長・三浦健史
「ルヴェ・ソン・ヴェール」総料理長・伊藤道彰
ホテルニューオウミ洋食調理長・南康成
「欧風懐石 膳」オーナーシェフ・宮原貴志
京都ブライトンホテル「レストランフェリエ」料理長・川田悟史
新阪急ホテル パティシエ・川野浩司
アシスタントシェフ・新垣淑也の計7人

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