コアラ、オーストラリア東部で絶滅危惧種に指定
オーストラリア政府は、都市化が進むオーストラリア東部で野生のコアラの生息数が減少している現状を踏まえ東部の2州と首都キャンベラ周辺で絶滅危惧種に指定する方針を公表しました。
オーストラリアの法律に基づく指定は初めてです。
オーストラリア全体でも減少傾向にありますが、生息数が過剰な地域も一部にあり国全体を対象とする指定は見送りました。
政府の推計によると、最大都市シドニーを擁する州など国全体の生息数の半数近くを占める東部の2州では2010年までの20年間で42%減少。
直ちに絶滅する恐れはないとする一方、中期的に絶滅する危険性が高いと判断しました。
オーストラリアの法律に基づく指定は初めてです。
オーストラリア全体でも減少傾向にありますが、生息数が過剰な地域も一部にあり国全体を対象とする指定は見送りました。
政府の推計によると、最大都市シドニーを擁する州など国全体の生息数の半数近くを占める東部の2州では2010年までの20年間で42%減少。
直ちに絶滅する恐れはないとする一方、中期的に絶滅する危険性が高いと判断しました。