筆軸の天日干し 赤磐市吉井川河川敷

赤磐市稲蒔の吉井川沿いで恒例の筆軸の天日干しが行われています。

河川敷にびっしり敷き詰められた短い竹の棒が日差しを浴びて緑色から味わいのある白色に変化していきます。

作業は昨年末から始まり4月下旬まで続きます。

手掛けているのは、筆軸生産業者「南部千代松商店」。

岡山、熊本県から切り出した竹(直径6〜15ミリ長さ22〜25センチ)を大きな釜で約10分間煮て油や汚れを取り除き河川敷で60〜75日間乾燥させます。

虫よけと色合いをそろえるためくま手で筆軸を裏返す作業を繰り返しているそうです。

今年は、熊本県の山中で竹を切り出す作業員が確保でき出荷量は前年を20%上回る約75トンの見込みです。

筆の生産量日本一の広島県熊野町をはじめ愛知、奈良県などの加工メーカーに出荷します。


最近は中国製の安価な筆に押され全国で筆軸を生産しているのは、南部千代松商店のほか2個人事業者のみです。

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