居眠り運転警告システムスリープバスター喝ッ!

島根難病研究所(出雲市塩冶町)が開発に携わった居眠り運転警告システム「スリープバスター」全国発売!

運転席のマットに組み込んだセンサーがドライバーの心拍や脈拍から眠気の予兆を察知。

「喝ッ!」と叫んで危険を回避するシステム。

全国に販路を持つ機械メーカーにより運送会社やバス、タクシー会社に販売し居眠運転事故の追放につなげます。

居眠り運転警告システムは、車のシート製造を手掛けるデルタツーリング(広島市)が呼び掛け島根難病研究所の村田幸治研究部長と東京、大分両大学の4者で研究チームを作り2004年に開発していました。

2010年には「事故の未然防止に新たな可能性を開いた」として国土交通大臣賞を受賞。

市場性の高さが認められたのを受け本年度中の商品化に向けて改良を進めてきました。

完成したシステムは、運転席に固定する測定センサー内蔵のマットと縦12センチ、横9センチのモニター画面がセット。

運転者の背中から心拍、脈拍などの生体信号(脈派)を計測し「リラックス」「注意散漫」「疲労」など体の状態を7段階でモニター表示。

居眠り状態になる5~10分前に脈の波形に前兆が現れる研究成果を生かし事故を予防。

感知したデータをコンピューターで解析し危険を察知するとモニター画面が赤くなり「喝ッ!」という音声で運転手に休憩を促す。

発売の日を迎え村田研究部長は「開発した技術が重大な運転事故の予防につながると期待している」と話した。


販売は、工業用ミシンの国内最大手のJUKI(東京)が担い製造を子会社のJUKI松江(松江市宍道町佐々布)が手掛ける。

一式15万7500円で月額4千円前後のレンタルも検討し初年度は1万台の販売を目指す。

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