赤磐市内の河川でシジミ大繁殖、外来種かも
赤磐市内を南北に流れる一級河川・砂川でシジミが大量に繁殖していることが市民グループ「あかいわ自然観察クラブ」の調べで分かりました。
あかいわ自然観察クラブでは大半が食料用に台湾など東アジアから輸入されたタイワンシジミとみられるとして「在来種のマシジミが減り生態系が崩れている」と警告しています。
調査によると、10年前からシジミが増え始め、最近は、山陽、赤坂地域で約1時間作業すると5リットルのバケツにいっぱい採れるそうです。
店舗で購入したタイワンシジミが台所の流しから配水管を通って川に流れ出たり直接捨てたりするのが原因とみられると指摘しています。
在来種と交配して稚貝ができると遺伝性が強いタイワンシジミの形態に近い状態となります。
あかいわ自然観察クラブの橋本智明さんは「タイワンシジミの判別は正確には遺伝子の分析が必要だが貝殻の内側が濃い紫色や白っぽく変色している点からタイワンシジミの可能性は極めて高い」と話しています。
中国四国地方環境事務所(岡山市北区)は「健康的な被害はなく法律的な規制もない。住民が見ただけでは在来種と区別しにくく今のところ有効な駆除の方法はないのが実情」だそうす。
あかいわ自然観察クラブでは大半が食料用に台湾など東アジアから輸入されたタイワンシジミとみられるとして「在来種のマシジミが減り生態系が崩れている」と警告しています。
調査によると、10年前からシジミが増え始め、最近は、山陽、赤坂地域で約1時間作業すると5リットルのバケツにいっぱい採れるそうです。
店舗で購入したタイワンシジミが台所の流しから配水管を通って川に流れ出たり直接捨てたりするのが原因とみられると指摘しています。
在来種と交配して稚貝ができると遺伝性が強いタイワンシジミの形態に近い状態となります。
あかいわ自然観察クラブの橋本智明さんは「タイワンシジミの判別は正確には遺伝子の分析が必要だが貝殻の内側が濃い紫色や白っぽく変色している点からタイワンシジミの可能性は極めて高い」と話しています。
中国四国地方環境事務所(岡山市北区)は「健康的な被害はなく法律的な規制もない。住民が見ただけでは在来種と区別しにくく今のところ有効な駆除の方法はないのが実情」だそうす。